塩見・岸両投手の復帰の効果絶大!!交流戦直前の上位対決に向けて準備はOK!!

野球は守りのスポーツということがよくわかる

こんにちは、akiです。

5月に入ってから苦しい戦いが続いていた楽天イーグルス。ついに先週塩見・岸両投手が復帰し手薄だった先発陣が強力に補強されました!この記事では交流戦も迫ってきた中で5月21日~から5月26日までの1週間のイーグルスの戦いをデータで振り返ります。

数字が大幅改善!早い回に先取点を獲る勝ち方も可能に!

まずは、基本となる勝敗・得失点・ヒット・失策のデータから見ていきましょう。

前週から大幅な改善が見られます。特に改善しているのが「失点」で、前週 6.3 、前々週 5.8 から 4 へと平均して2点も失点が減りました。これが現在3カード連続勝ち越し中の最大の要因だと推測できます。

この失点の減少は、言うまでもなく塩見・岸両投手の復帰によることは間違いありません。塩見投手は5月21日のファイターズ戦で6回を2失点でまとめて勝ち投手になりました。岸投手は勝ち負けはつきませんでしたが5月25日のバファローズ戦で7回1失点の好投。則本投手の復帰が遅れる中でエースとしての役割を果たしました。

この投手陣の安定感に伴って改善したのが「失策」で、1試合平均約0.3(前週は約0.6)と半減。ピッチャーが試合を作ったことによって野手の守備にかかるプレッシャーも減ったことが要因だと言えます。失策から大量失点につながる試合も今月は少なくありませんでしたから、投手陣の復帰は様々な部分に波及していったことがわかります。

やはり、野球は守りのスポーツなのですね、、、

得点は少なくなったが、リードして試合を進められるように!!

投手陣が苦しい間頑張っていたのが打撃陣です。ほとんどの試合で2桁安打を放ち、7点差さらには8点差までもひっくり返すという離れ業を何度もやってのけました。一方で今週はヒット数、平均得点ともに数字は下がりました。

しかし、6戦で4勝2敗。これはもちろん2投手の復帰ももちろんですが、もう一つ「効果的に点が取れた」ことが挙げられます。私が独自に設定した指標を見てみると、そのことがよくわかります。
※独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください

FIRはその試合で初めての得点を獲ったイニングのことを表していますが、これが平均して約1.7とペナント開始以来最高の数字になりました。1.7というのは、平均すると2回2アウトまでに少なくとも1点は得点が入っていたことを表しています。

ちなみに、前週の値は5.35(6回1アウト)、前々週は2.7(3回2アウト)と苦しかった時期は1回2回には得点できていませんでした

さらに、1試合18イニング(9回の表裏)の中でリードしていたイニングの数を表す「LIs」も平均して10.5(前週2.3、前々週4)と大幅改善。試合の半分以上はリードしていたことになり、精神的負担はかなり軽くなったことは想像に難くありません。

上位対決、そして6月の交流戦にいい形で臨める!

さて、今週は交流戦前では最後のリーグ戦です。相手は西武ライオンズとソフトバンクという強敵。整いつつある戦力でまずは2カードとも勝ち越し、そしていい形で交流戦へとつなげたいところです。

それができるだけのチーム力はあるように感じます。ここからのイーグルスの戦いに期待です!!

お読みいただきありがとうございました。

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データはYahooが提供するアプリ「スポナビ 野球速報アプリ」にて提供される情報を基にしています。ダウンロードはこちらから。

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