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楽天イーグルス:勝ち方は理想的なだけに、ミスからの大量失点に注意!!

今週は勝ち越したい!!

こんにちは、akiです。

プロ野球のペナントレースは3週間の交流戦に突入しました。交流戦が始まったときに比べると1チーム3戦ずつのたった3週間で終わってしまうのは短く感じられますが、順位が大きく変動する大事な戦いになります。

滑り出しが最悪だったが踏ん張った

交流戦第1週の楽天イーグルスは巨人と中日と対戦し3勝3敗でした。交流戦の初戦で松井裕樹投手が被弾して負けるという最悪の滑り出しをしたため、去年の悪夢の再来を覚悟したファンの方もいたかと思いますが、何とか五分で終え順位もキープしました。

特にこの1週間で苦労したのは得点です。平均得点は前週の4.2から約2.1と半減しました。さらに6月7日の対中日1回戦で13失点したことで平均失点も悪化しました。

良く持ちこたえたというのが正直なところですが、これでも失点は5月の最もひどかった時よりも2点以上少なく、あの1か月も大きく負け越すことなく乗り切ったイーグルスにはこれくらいの困難はもう大きなものではないのかもしれません。新人が先発起用されしっかりと躍動し、銀次(1000安打おめでとう!)、浅村といったベテラン勢もしっかり活躍していたこともチームの歯車がしっかりかみ合っていることの表れだと思います。

※5月全体のまとめはこちらの記事にも書いていますので是非お読みください。

勝ち方は完全に強いチームそのもの。

この1週間の鍵となっていたのが「勝ち方」と「負け方」です。特に「勝ち方」に目を向けると、勝利した3試合は理想的な形で試合の主導権を握っています

こちらが私が独自に設定した指標の一覧ですが、買った3試合はどれもデータが同じような値(赤くなっているところ)になっていることがお分かりいただけるでしょうか。

3試合ともFIR(先制したイニング)は2くらい、FIG(相手に最初の点を取られたイニング)は5くらいでLIs(試合の中でリードしていたイニング)が14くらいです。

(※ 独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください。 )

つまり、2回が終わるまでに先制、5回ごろに相手に初失点を許すが、ゲームはリードした状態で勝利している、ということになります。まさに野球の定石通りの勝ち方です。

一方で、負け方に目を向けると、一番やってはいけなかったのが6月7日の対中日1回戦です。この試合では13失点しましたが、エラーが2つ、四球が全投手あわせて8つも出てしまいました。

前回の記事で、「1試合平均のエラーが上昇しているので注意すべき」ということを書いたのですが、その通りの試合展開となってしまいました。

やっぱり岸はすごい

ともすればこのあと流れを崩しかねなかったのですが、ここで中日戦の2戦目に登板して見事な投球をしたのが、われらがエース、岸孝之投手です。

もう何度も岸(そして塩見)投手の復帰がイーグルスに大きなプラスになることを書いてきていますが、ここで素晴らしい投球をした岸投手は再びチームを救いました。本当に頼もしいエースです。この投球がなければ、中日戦のカード勝ち越しはあり得なかったといえます。

ちなみに、エラーが出た試合は6試合でこの試合だけです。全体的に見れば大きく改善されましたが、それだけにエラーの怖さが際立ったとも言えます。一方で、今週の結果を見ると苦しくてもミスを防ぐことができればしっかりと勝ち切ることもできるのだということがわかります。

今週はヤクルト、そしてセ・リーグ首位広島との対決が待っています。いずれもすべて主催試合(本日6月11日の試合のみ郡山で開催、残りはすべて楽天生命パーク)ですから、ここで2カードとも勝ち越して勢いに乗りたいところです!

お読みいただきありがとうございました。

2019年シーズン(OP戦を含む)データ一覧はこちらから!

独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください。

データはYahooが提供するアプリ「スポナビ 野球速報アプリ」にて提供される情報を基にしています。ダウンロードはこちらから。

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