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「運命の人を人を見つけた!!」―21世紀のロミジュリ、最高潮の盛り上がり

喜び爆発の一曲!

こんにちは、akiです。

今日の一曲はこちら↓

「Now That I Find You」カーリー・レイ・ジェプセン

今回は、前回の記事に引き続きカーリー・レイ・ジェプセンの新アルバム「Dedicated」から1曲を取り上げます。

恋愛物語で欠かせない「出会い」の喜び

タイトルの「Now That I Find You(いまあなたを見つけた!!)」からも分かるように、アルバム「Dedicated」の3曲目に収録されているこの曲は、「出会いの喜び」に満ち溢れた一曲となっています。

イントロから感情全開のイケイケのリズムです。前の記事で取り上げた1曲目の「Julien」が「恋愛へのあこがれ」ととらえると、これは「ついにそんな恋愛が目の前にやって来た!!」という感じでしょうか。完全に取り憑かれてしまっている様子がメロディから伝わってきます。

ミュージックビデオを見てみると、映像の中でカーリーは恍惚とした表情を浮かべながら歌っています。まさに「恋の病」にかかった人そのものです。このビデオは全体的にかなり浮世離れした印象があり、最初に見たときは多くの人が混乱しそうです。しかし、こういった演出もそういったテーマがあるからだと考えれば納得はできます。

ここから一気に展開が変わる

「ロミオとジュリエット」をはじめとする恋愛物語では出会いから大きく話が動くことと同じように、このアルバムでも「Now That I Find You」以降一気に曲の雰囲気が変わります。

「Now That I Find You」の直後に始まる「Want You In My Room」では出会いから交際が始まる喜びをかみしめるような印象を受けます。6曲目の「Everything He Needs」では具体的に「He(彼)」という言葉が出てきて、特定の人(このアルバムで言えばロミオ)のことを歌う曲になっています。

またその後の楽曲でも1曲目や2曲目のような、新たな恋愛を「願っている」のとは全く違った世界観が広がっていきます。

この幸せ全開の一曲は、この曲だけで見てもかなりエネルギーにあふれていて聴きごたえのある一曲ですが、アルバム全体で見ても重要な役割を果たしています。

別の視点から考えると、新しくミュージックまで作った曲がアルバムの3曲目に出てくるというのはかなり早いようにも思います。しかし、アルバム全体で見たときに他の曲との兼ね合いも考えるとここ以上にベストな位置はありません。アルバム全体の流れをかなり重視して一つ一つの曲が作られていたのだということがよくわかります。

さて、次回は少し飛んでこの物語の最後となる「別れたあと」のことを書きたいと思います。(近日更新)

※アルバム1曲目の「Julien」についてこちらの記事で触れているのでぜひお読みください!

お読みいただきありがとうございました。

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