東京からの直行便復活!!西オーストラリア・パースの旅【1】!

「世界で最も孤立した大都市」

こんにちは、akiです。

オーストラリアは日差しが日ごとに強くなり、夏を感じます。たった1か月前は冬だったのですが、、、(笑)

ということで、ちょうど1か月前の冬の時期に、西オーストラリアの州都・パースを訪れました。今回はパース市内について写真ともにお伝えしたいと思います。

大陸の西に孤立した大都市

その前に「そもそもパースってどこだよ?」という方も多いと思いますので、まずはそこから話を進めたいと思います。パースはオ―ストラリアの6つの州のうち「西オーストラリア州」に属し、その州都です。シドニーとは正反対の、オーストラリア大陸の西の端に位置しています。

西オーストラリア州には州全体で約250万人が住んでいますが、そのうちの200万人はパースに住んでいます。逆から言うと、西オーストラリア州はオ―ストラリアの中で一番大きな周ですが、パース以外に大きな街は存在しません。

大陸の西側半分は西オーストラリア州。そのうち州の全人口の8割が州都パースにいる。
©Google

そのため、オ―ストラリアはおろか「世界で最も孤立した大都市」と呼ばれています。

シドニーからでも飛行機で5時間近くかかり、オーストラリア各都市よりもバリ島の方が近いという立地から、アジア系の移民がとても多いことでも知られています。

日本からのアクセスですが、今年の9月からANAによる東京(成田)からの直行便が数年ぶりに復活しました。私は4年前にこの街でホームステイをしましたが、そのときはシンガポールで乗り換えが必要で半日以上の時間がかかりました。これから便利になることで日本からの観光客が増えるかもしれません。

シドニーとは違った良さ

私がいま住んでいるシドニーと比べると、パースの良さは何と言っても「コンパクト」で「ゆとりがある」空気感に都市全体が満ちていることです。

別の言葉で言えば、たしかにあまり刺激的ではないのかもしれませんが、現代都市の楽しさは混雑によるフラストレーションとセットになっているところもあります。しかしこの街にはそういったことを(200万人もいる都市なのに)感じさせない雰囲気が流れています。

中心部の川をクルーズ船で巡る

ゆったりとした時間の流れが最大の特長であるパースで有名なのが、市内の中心部を流れる「スワン川」です。この川ではクルーズ船が毎日運航されており、広い川の中からパース市内を見ることができます。ちなみに、いわゆる「川下り」だけでなくパース近郊のワイナリーのワインを賞味する「ランチクルーズ」もあります。

そのクルーズ船から撮った写真をお見せします↓

ちょうどこのときにパースに住む老夫婦と知り合い、私が「シドニーから来た」といったら「シドニーと違ってパースはゴミゴミしてないし時間の流れがゆったりしてていいでしょ?」と言われて、その通りだなと思いました。こうやって仕事を退職した後の人生をゆったりと過ごすのは素晴らしいことだなと思いました。

郊外の港町で地ビールを飲む!!!

パースの中心部から出発したクルーズが着くのは「フリーマントル」という港町です。様々な国からコンテナ船が到着してとても忙しそうです!!

そして、ここで一番思い出に残っているのが「リトル・クリーチャー(Little Creatures)」という醸造所です。港から徒歩で10分程度の距離にあります。

オ―ストらアリアのクラブやバーではあまり黒ビールを提供しているところが多くない(日本の居酒屋でも多くはないですが)ので、醸造所では出来立ての黒ビールをいただきました!!!

冬でも晴れた日のパースは気温が20度近くまで行くので、外に出てポテトやピザ、スペアリブをつまみながら一緒に来ている友人と談笑。オージー気分で素晴らしい時間でした!

ちなみに、前出の老夫婦に「リトル・クリーチャーに行くなら飲み過ぎるなよ!!(Don’t get too drunk)」と船を降りる前に忠告を受けていたのですが、友人ともども昼間から完璧に酔ってしまいました(笑)

東京から直行便でアクセスできるようになった「静かな大都市」パース。海外旅行の選択肢にぜひ加えてみてください!

お読みいただきありがとうございました。

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