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オーストラリア留学記

外国にいても日本の選挙に投票できる、「在外選挙人」の登録をしてみた!申請方法をわかりやすく解説!【渡航1週間前】

こんにちは、文化ブロガーのakiです。この「オーストラリア留学記」は、オーストラリアに留学する私akiが現地で体験したこと、考えたことを共有していくコンテンツです。

外国で日本の選挙に投票するためにはどうした良い?

<記事の内容>

・登録の流れ
 ・まずは「転出届」を出す
 ・次に「選挙管理委員会へ」
・実際に登録してみた感想
・登録のまとめ
流れと必要書類をリストにしたのでぜひご活用ください!

海外で日本の選挙に投票するためには、「在外選挙人名簿」に登録する必要があります。そもそも海外で選挙に投票できるということすらご存知ない方もいるかもしれませんが、申請すれば可能です。そして、その申請はお住まいの市区町村で行う必要があります。これからオーストラリアに出発する私akiは、法学部生ですし今年は選挙がたくさんある年なので申請してみようということになったのですが、とにかく「面倒くさい!!」

そして、あまりこの手順についてわかりやすく解説しているサイトはあまり発見できませんでした。という訳で、この記事で申請のやり方を書いてみたいと思います。

・どこに申請するのか?

地元の市町村の役所に行くと、入ってすぐに大きなカウンターがあります。そこにあるのは(名前は場所により違うのかもしれませんが)「市民課」というものです。戸籍謄本や住民票、マイナンバーカードの発行などで利用したことがある方もいるかもしれません。

しかし、「在外選挙人」の申請をするのはここではありません

私も間違えて「市民課」に行ってしまい、そこの担当の方に別の場所だと言われました。実際に申請するのは、「選挙管理委員会」というところです。私のところは市役所のビルの最上階にありました。それもカウンターがあるような場所でなく、普通の部屋なので、全く場所がわかりませんでした。

そのため、同じ階にいた役所の職員の方に場所を聞きました。エレベーターホールなどに地図がある場合もあるので、そこで確認してみても良いと思いますが、最初はやはり見つけらないと思うので職員の方に聞いた方が早いと思います。ちなみに、2回目に行ったときにはその地図に気付きました。なぜ2回も行くことになったのかは後半で説明します。

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私の市では入り口を入って、1階のロビーのように
なっているところにあるのが「市民課」です。(写真はイメージ)

・まずは「市民課」で転出届を出そう!!

そして、さきほど申請場所ではないと書いた「市民課」も「在外選挙人」の登録をするためには行かなければならない場所です。

というのも、「市民課」で「転出届」を出さないと「在外選挙人」の申請はできないのです。

ちょっと先取りしますが、「在外選挙人」の登録は国内でも海外に到着してからでも可能ですが、海外に行く前に「転出届」を出していないと海外に行ってからの申請も不可能です。そして、この「転出届」は外務省に出す「在留届」とは別物です(また2019年2月現在、外務省の「在留届」は海外に到着してからでないと提出できない仕組みになっています)。

転出届は国内で引っ越しなどで出されたことのある方もあるかと思いますが、それと提出方法は全く同じです。ただし、「転出先」の欄には国名だけを書けばいいと職員の方に言われました。そのためこのときには留学先の住所は書きません。ただし、本籍を書く必要はありますから、事前にしっかり控えておきましょう。

さらに、転出予定日を書く欄がありますから、転出日を決めておく必要があります。つまり、申請の前にビザ申請を終了し、渡航する飛行機もしっかり決めておく必要があります

ちなみに、この「転出届」の用紙は「市民課」に行けばもらえますので心配は無用です。

・転出届の提出ときにさらに必要なもの

「転出届」を出す際には、他にさまざまな書類を同時に提出する必要があります。その書類は以下の通りです。

・マイナンバーカード、またはマイナンバー通知カード

このカードは転出届と同時に「失効」します。「失効」印が付き、使えなくなります。職員の方によると、帰国した際にこの「失効」印が付いたカードを持って行くと再発行していただけるそうです。また、再発行するときも番号は変わらないそうです。

国民に番号を付けて簡素化したはずなのになんだか無駄な手間がかかっている気がしますが。

・印鑑登録証

印鑑登録をお住まいの市区町村にしている場合は、この登録証も返却しなければいけません。私はなかったので何も起きませんでした。

・免許証などの身分証明書

これは当然といえば当然ですが、転出となれば大ごとなので身分をしっかり証明する必要があります。またこの身分証は「選挙管理委員会」で登録の申請をする際にも必要です。

・「在外選挙人」の登録に必要な書類

これだけの書類がそろうとようやく「転出届」が受理され、この後に「選挙管理委員会」で「在外選挙人」の登録になります。必要な書類は、以下の通りです。

・身分証明書

先ほども書いた通り免許証などの身分証は必要です。選挙管理委員会の職員の方によれば、「本当にここに選挙権がある人なのか」ということの確認が必要だということです。免許証はコピーをとられました。

・申請書、誓約書

「在外選挙人」となるためには、「在外選挙人名簿」に登録してもらう必要があり、その申請書と誓約書を書く必要があります。この書類は1回目に「選挙管理委員会」に伺ったときにいただきました。おそらくそこにしかこの書類はないのではないかと思います。

注意すべきことは、この書類には前に提出した「転出届」とは異なり「海外での住所、電話番号」が必要です。また、私の市では「任意」の記入となっていた「旅券(パスポート)番号」の欄も書いてくださいと言われました。ですので、これらも併せて控えておく必要があります。

ちなみに、Google Mapで検索すれば現地の住所と電話番号は一発で出てきます。事前に調べておくと良いと思います。

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選挙権はできることなら海外でもしっかり行使したいですね。

何度も言いますが、この申請の時点で「転出届」が提出されている必要があります。この順番を逆にすることはできません

ちなみに、私はこの順番を知らなかったために私は2回(「転出届」のトラブルも合わせると3回)役所と家を往復することとなりました(泣)。

書類に記載し、職員の方にチェックしていただいて間違いがなければ、これにて申請完了です。ちなみに、職員の方もマニュアルを引っ張り出して突き合わせながらの対応で本当に大変そうでした。それはこれだけ面倒なシステムだと職員さんの方でも大変ですよね、、

「在外選挙人」の登録完了の通知はだいぶ時間がかかるという説明を受けました。これだけ煩雑だといろいろ確認しないといけないこともあるのでしょう。なんだか私たちにも職員の方にも苦労が多いシステムだなぁと思ってしまいました。

・実際に登録をしてみた感想

もう何度も書いていますが、「本当に面倒くさいシステムだな」という印象を持ちました。私だけでなく申請を受ける側の職員の方もかなり混乱している様子でした。例えば、パスポートの情報、マイナンバーや外務省に出す「在留届」に紐づけてオンライン上で一括して申請できるシステムであればもっと良い気がします。

私は大学で法律を学んでいますが、授業でとにかく日本の選挙をめぐる制度はわかりづらいということが話題になったことがあります。この一連の申請で、その煩雑さを実際に垣間見たような気がします。

ここまで複雑だと、根気のある人でないとここまでのことはやらないように思います。しかし、選挙は私たちの「参政権」の中心である大事なことなので、この制度は再考されるべきだと思います。それくらいのことは今すぐにでもできるように思うのですが、、

・最後に、まとめ&申請書類、持ち物リスト!!

<申請の順番>

海外の滞在先へのVISA申請を完了&
渡航先への飛行機を確保して渡航日を決める

「市民課」(基本的に役所に入ったところ
にあるカウンター)で「転出届」を出す

「選挙管理員会」で「在外選挙人」への登録を申請する

<必要書類、用意するもの>

 ・免許証などの身分証明書
 ・マイナンバーカード、またはマイナンバー通知カード
 ・印鑑登録証
 ・「転出届」
 ・「在外選挙人名簿登録申請書」「誓約書」
 ・本籍地の住所
 ・海外での滞在先の住所・電話番号
 ・旅券(パスポート)番号

お読みいただきありがとうございました。ぜひこの記事を使って申請をしてみてください。

参考文献

在外選挙とは、外務省HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/abroad.html

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