形ができていた5連勝、それが崩れたオリックス3連戦
こんにちは、akiです。
ついに球春が到来しました。この記事では、楽天イーグルスの開幕から1週間の戦績をデータを基に振り返りたいと思います。
いつもの通り、全体のデータ→独自指標の順番で考察していきます。
※独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください
・まずはデータを見てみよう
開幕戦は千葉ロッテ・レアード選手の逆転ホームランを石橋投手が浴びてしまったため敗れましたが、その後破竹の5連勝。勢いが続くかと思いきや、週末の対オリックス3連戦でかなりペースを乱し、2敗1分けと大苦戦。第1戦から第9戦までの通算成績は5勝3敗1分けでした。
5連勝中はヒットの数も4試合で二桁に達していて、かなり打線が好調であったことが伺えます。それだけに、やはり4月5日の対オリックス1回戦の「完封負け」が尾を引いてしまった感は拭えません。この日は3安打に抑えられ、失策も3つ出てしまうなど完全に良い流れが途切れてしまいました。
・独自データでみるとさらによくわかる、勢いの止まり方
※独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください
独自指標だけで見てみると、最後の3連戦がいかに苦戦していたのかということがわかります。
まずは、「FIG-FIR」の項目です。これは、相手よりイーグルスが得点したのがどれだけ早かったのかということを表すものです。第1戦~第6戦では「-1」~「+」で推移していますが、対オリックス3連戦は大きなマイナスとなっています。
これが表すのは、対オリックス3連戦は幸先よく相手に先制されそれをずっと追いかける展開だったということです。それをさらに裏付けるのが、9回のうちどれだけリードしていたかを示す「LIs」の項目が3試合すべて「0」であるということです。一度も試合でリードできないとということはそのまま試合の主導権を全く握れていなかったことを表しています。
5連勝していたときは「LIs」が4試合で10以上になっていることと比べても、勢いが弱まってしまったことが非常に良くわかります。
・とにかく早めの先制点!
週末の悪い流れを断ち切るには、とにかく「早めの先制点」、もう一度言います、
早めの先制点
です!!!
これでガッチリと試合の主導権をつかんでいく勝ち方をもう一度しっかりとしていきたいところです。幸先よく主導権を握れば、自慢の中継ぎ陣がしっかり押さえてくれるはずですから、勝利できる確率が格段に上がります。
最初の「つまずき」を引きずることなく、明日からの6連戦では再びがっちり勝つ強いイーグルスの姿を見たいですね!!!
お読みいただきありがとうございました。
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