最高の形で交流戦へ!
こんにちは、akiです。
さあ、いよいよ交流戦が始まります。9年連続でパ・リーグが勝ち越しているこの交流戦。よくいわれることですが、ここで取りこぼすとリーグ戦再開後に取り残されることになります。ある意味夏以降の戦いと同等かそれ以上に大事な数週間です。
その直前の5月最終週を楽天イーグルスは最高の形で終えました!!なんとソフトバンクホークスに敵地で3連勝。首位で交流戦に突入します。
今回の記事ではこの首位に返り咲いた1週間、そして苦しんだ前半からどのようにここまで盛り返してきたかをデータで振り返ります。
とにかく失点が減った!!
まず、基本的なデータから見ていきましょう。
苦手なライオンズと実力が球界随一のホークスとの5試合で4勝1敗と素晴らしい結果を出しました。特筆すべきは失点の少なさ。打線の良い2チームに対して、この1週間の1試合あたりの平均失点がなんと2.6点。素晴らしい成績です。
(※ただし、致命的な失点にはつながりませんでしたがエラーが多かったのは気になります)
これがどれだけ素晴らしいかというと、GWからの1試合平均の失点を週ごとに比べると分かります。
これは5月の試合での得失点を1週間おきに表した表です。GW(4月末からの9試合)は1試合平均の失点が5点を超えていたのが今は半分になっています。得点力は以前よりは落ちています(といっても1試合平均4得点上はすごい)が、それだけの得点があれば十分に勝ち切れるディフェンス力が付きました。
逆に言えば、平均失点が平均得点を上回っていたのに大崩れしなかった5月前半は本当にすごかったということなのですが、、、
これはグラフで見るとよくわかります。
塩見・岸 両投手が復帰してからの劇的な失点の低下がグラフにするとよくわかります。
先制点も取れるようになった!!
もう一つ、この1週間で劇的に変わったことが「早い回に先制できるようになった」ことです。それは、独自指標をみると分かります。
「FIR」の項目がその試合の何回何アウトで最初の得点をしたかを表していますが、5月28日の西武戦の「6.3(7回1アウト)」をのぞくとすべて「3」以下です。つまり3回までには1点が入っていたことになります。
極めつけはホークスとの3連戦で「FIR」は「1(2回ノーアウトに初得点)」「0(初回ノーアウトに初得点)」「0」と完璧な攻撃です。これがホークスの勝ち頭3人全員に負けをつけることができた要因だと思います。
交流戦に向けて期待が持てる!!
正直5月の前半は「これは終わった」と思ったファンの方も多かったかと思いますが、ディフェンス面が一気にパワーアップしたことで理想的な勝ち方ができるようになってきています。
このまましっかり勝ち切っていけるかどうかが交流戦でパ・リーグの他球団に離されない、逆にイーグルスが他球団を引き離すカギになります。
ファンが見ていても投打が上手く回っていることがよくわかります。先週はエラーが多かった(それをカバーする素晴らしいプレーも多かったですが)ので、細かいミスに気を付けつつ、これまで通りチーム一丸となってアグレッシブに戦って欲しいと思います!
2019年シーズン(OP戦を含む)データ一覧はこちらから!
データはYahooが提供するアプリ「スポナビ 野球速報アプリ」にて提供される情報を基にしています。ダウンロードはこちらから。
お読みいただきありがとうございました。