楽天イーグルスの魂は東北から「琉球ブルーオーシャンズ」へ!!!

広がれ、プロ野球。

こんにちは、akiです。

この「コームナタ」というサイトでは、「がんばれ楽天イーグルス」と称してデータから楽天イーグルスの戦績を分析して応援していくという企画を行っています。今回は、その番外編という形になります。

日本にたくさんあるプロ野球空白地帯

オリックスと旧近鉄の合併から始まった一連の「球界再編問題」でそれまでプロ野球球団がなかった東北の地に誕生した「東北楽天ゴールデンイーグルス」。今年でついに15年目を迎えます。初期は今から考えれば信じられないような急造・弱小球団でしたが、徐々に球団としての形ができてきつつあり、いま創成期からチームを引っ張って来た選手からの世代交代が起きつつあります。

その楽天イーグルスを最初に指揮したのが、田尾安志氏です。ほとんど軸になるような選手がいない中での大敗は致し方ない部分がありましたが、わずか1年で楽天球団を去ることになりました。

その田尾氏がいま、東北から遠く離れた「沖縄」で再び新しい球団を立ち上げる先頭に立っています。その球団が、沖縄に初めて誕生した「琉球ブルーオーシャンズ」です。本拠地は、沖縄本島の那覇市の隣である浦添市と、浦添市の隣にある宜野湾市に置き、「準本拠地」は本当ではなく宮古島に置くことになっています。

田尾氏はこの球団の「スペシャルアドバイザー」に就任し、実質的にGM(ジェネラル・マネージャー、楽天では石井一久氏が務める)のような役割を果たすと言われています。

また「琉球ブルーオーシャンズ」の球団社長には、横浜~DeNAでプレーし2014年に引退した、小林太志氏が就任します。ちなみに、小林氏は元プロ野球関係者が学生野球を指導するために必要な「学生野球資格回復研修」を受け、学生へ指導する資格を回復しています。

球団のイメージカラーは、楽天の赤を基調としたものとは打って変わって、チーム名の通り海をイメージした「青」をベースとしたカラーです。

楽天よりも厳しい状況からどう巻き返すか。

田尾氏は「NPB(セ・パ12球団でつくる、日本プロ野球機構)入りを目指す」と宣言していますが、沖縄初の球団である「琉球ブルーオーシャンズ」を取り巻く環境は、球団創設時よりの楽天よりも圧倒的に厳しものです。

まず、楽天は「寄せ集め集団」とは言っても初めからパ・リーグに所属していましたが、「琉球」はセ・パどちらにも属しておらず、また今のところNPB(セ・パ)の球団がない北陸や四国などが有名な独立リーグにも入っていません。完全に孤立無援の状態です。

引退したNPB選手が加入すること(例えば、元巨人の村田修一氏が栃木県の球団に所属していましたし、DeNAのラミレス監督は新潟の球団で監督をしていたこともあります)や、逆に独立リーグからNPBに選手が加入すること(例えば、ロッテの角中選手は独立リーグ出身者初の首位打者に輝いた)で近年野球ファンに知られつつある独立リーグですら、12球団の仲間入りを果たすような機運は全く高まっていないのに、そこに入ることなく活動していくというのはかなり困難を極めるのではないかと思います。

さらに、沖縄で試合をやることでリーグ戦をどうこなしていくかという地理的な問題が生じます。これは沖縄に球団を作る際に真っ先に言われることです。間違いなく現在の回し方では限界が来てしまうでしょう。リーグの再編は必死でしょう。また1球団だけ認めるのではまたバランスが悪くなってしまいますから、場合によっては複数球団のNPB参加を同時に認めることが必要かもしれません。

あれだけキャンプでお世話になっているのに、、、

たしかに、不可能な理由はいくつでもあります。しかし、沖縄は既存のプロ野球球団にとって大事な「キャンプ地」でもあり、決して野球人気が他の地域と比べて低いわけではないと思います。むしろ、甲子園で優勝の実績もある高校野球強豪校がある沖縄は、NPB球団がほとんど試合をしない北陸や山陰、四国に比べて人気が高いのかもしれません。

「琉球ブルーオーシャンズ」の球団社長に就任した小林氏も、

横浜時代は宜野湾でキャンプしていたが、子供たちや地域の方の熱はすごく高い。なぜ、こんなに野球が好きな人たちが直接応援できるチームがないんだろうと思っていた。その情熱の受け皿を作りたい

「沖縄初のプロ野球球団発足 田尾氏も参加、NPB目指す」、産経新聞、2019年7月18日 https://www.sankei.com/sports/news/190718/spo1907180021-n1.html

と述べています。

田尾氏はイーグルスを率いていたとき以上に厳しい中でのかじ取りを何度も迫られることになると思いますが、少しでも良い方向に進んで欲しいと願っています。

また、「野球離れ」なども言われる中で私たち野球ファンはこの新球団のことを自分の贔屓チームを応援しつつ心にとめて、もっとプロ野球が楽しくなるにはどうしたらいいのかということを「見る側として」意識していかなくてはいけないのだと思います。

「琉球ブルーオーシャンズ」公式HPはこちらです。球団スタッフの求人も出ていますので興味のある方はぜひ。

また、球団のTwitterはこちら↓です。ぜひフォローして、沖縄以外からも盛り立てましょう!!

「琉球ブルーオーシャンズ」Twitterアカウント

お読みいただきありがとうございました。

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