もう少しよくなればどんどん勝っていけるはず!
こんにちは、akiです。
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いよいよペナントレース最終盤になり、1試合の重みが優勝、プレーオフへの道を大きく左右する戦いになります。8月頭の10連戦を何とか勝ち越し、3位に踏みとどまっているイーグルス。この記事では、8月10日~8月15日までの一週間の戦いをデータで振り返ります。
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エラーが多くなってきている
まずは、基本的なデータから見ていきます。ヒット数は1試合平均およそ9本とかなり快調なペースが持続しています。問題は、最近増えている失策です。10連戦の時には数が減りましたが。ここに来て再び1試合平均の失策が1を超えています。もちろん疲労が蓄積してきていて、コンディションが万全でないことは容易に想像できます。
しかし、大差で敗れた8月14日のソフトバンク戦では3つの失策がすべて得点に絡むなど、失策がチーム全体に大きな影響を与えています。これから優勝、プレーオフ進出をかけた厳しい戦いが続く中で、勝負所でのエラーは何としても避けたいところです。
ディフェンス面の課題に対して打撃陣は、前述の通りヒット数は1試合当たり8~9本と好調で、ウィーラー選手に復調の兆しが見え、渡辺佳明選手をはじめとするスーパールーキー陣の勝負強い活躍など、ポジティブな材料も多くありました。ただし、走塁面やバントの失敗はシーズンを通してまだ多く、こうしたところからチャンスをつぶしてしまうことがなかなか改善されていません。
個人的意見としては、平石采配は思い切って定石を捨て裏をかいたときにうまくいっているような印象があるので、バントではなく打たせていくというのも大事かもしれません。一方で、毎回裏をかいていてはそれが「表」になってしまいますし、どうしてもバントなどの確実性が求められる場面が(特に終盤になればなるほど)ありますから、このバランスは非常に難しく、平石監督は厳しい判断を幾度となく迫られることになるでしょう。
先制できなかったことがソフトバンクに勝ち越せなかった要因
次に私が独自に設定しているデータをみます(独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください)。特に注目していただきたいのが「FIR-FIG」の項目です。この項目を対ソフトバンク3連戦と対オリックス3連戦で見比べてみます。
オリックス戦では「FIR-FIG」は3戦中2戦でプラスですが、ソフトバンク戦は3戦すべてでマイナスです。つまり、ソフトバンク戦では全ての試合で先制を許したということになります。そして、オリックス戦は勝ち越したもののソフトバンク戦では負け越し。この差は先制できたかできなかったかに表れていると思います。
というのも、打撃陣の強さが目立つソフトバンクは12球団でも屈指の投手王国です。先に離されたらます追い付くのは不可能ですから、何としても先制しなければなりません。しかし、先日の3連戦でイーグルスはそれができませんでした。ここに大きな敗因があると私は考えます。
先制点と、エラーを減らすこと。ここがクリアできるかで大きく戦況は変わってくると思います。そして、ソフトバンク戦は9月にまだ5試合残っています。ここで、今回の反省を生かして今度はしっかり勝ち越してほしいと思います!!
お読みいただきありがとうございました。
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