最後の最後まで目を離すな!!
こんにちは、akiです。
2019年シーズンのプロ野球は、143試合のうち130試合を消化しましたが、ここに来てもまだ優勝・そしてCS(クライマックス・シリーズ)争いが予断を許さない状況が続いています。ファンとしては嬉しいですが、落ち着かないですね(笑)
そして、パ・リーグの3位争いの中にいるのが、4位の楽天イーグルスと3位の千葉ロッテマリーンズです。優勝を狙う2チームはさらに上、そして下位球団との距離も少しずつ開き始めているため、クライマックスをかけた最後の争いはほぼこの2球団の争いに絞られてきたように思います。
それでは、いつも通り先週のイーグルスの戦績をデータで振り返ります。
※2019年シーズン(OP戦を含む)データ一覧はこちらから!
ホークス3連敗が痛かった、、、
こちらが先週から月曜日にかけて行われた7連戦の戦績です。このさらに前の週で、交流戦以来の同一カード3連勝を決めていただけに、最初のカードであるホークス線で3連敗を喫したのは非常にダメージが大きかったと言えます。
しかも、ここで先発したのが岸、則本、美馬というイーグルスが誇る3投手。ここで一つも勝てなかったということはチームに大きなダメージを与えたと思います。ここで、正直「10連敗」したときの悪夢がよみがえりましたが、そこからの4戦は(決して良い戦いとは言えませんでしたが)2勝2敗で乗り切り、3位を明け渡したマリーンズにさらに離されずに済みました。
初回に失点し過ぎ問題。
こちらの表は私が独自に指標を設定しているデータです。
独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください。
この7連戦の中で特筆すべきこととして「相手にずっとリードされていた」ことが挙げられます。まず、相手に初得点を許した回を表す「FIG」ですが、7試合の平均でおよそ 0.8。これは平均して「初回が終わるまでに失点している」ことを表しています。初回に失点していない試合はわずか3試合で、いずれの試合も3回までには失点しています。
そして、9回×表裏=18イニングのうち、相手にリードされていたイニングを表す「BIs」は7試合平均でおよそ 13.7。つまり、平均して9回のうち6~7回はビハインドだったことを表します。
「初回の失点」とそれを「すぐに逆転できない」ということがはっきりと表れるデータになっており、試合の主導権を相手にずっと握られていたことがよくわかります。
とにかく先制を!!
正直、ここまできたら結果がすべてなので、9回に5点差がついて負けていても最終的に勝てば勝ちで良いのです。しかし、1年間データを取ってイーグルスの戦績を曲がりなりにも分析してきた結果として言えることは「逆転イーグルスが発動しているときは実は弱い」ということです。
たしかに、逆転したその試合は素晴らしいのですが、今年のイーグルスは盛り返せずに負けた試合の方が多いです。先週はそのいい例だと言えます。
何度も言う通り、ここまできたら勝てば内容はどうでも良いので、逆転イーグルスがずっと続けて発動すればよいのですが、急にそんなことが起こるとは確率的に思えません。やはり、先制点をとり、12球団に誇る中継ぎ陣に何とかリードした状態でつなぐことが必須だと思います。
なんとかマリーンズに競り勝って、イーグルスファンが楽しい秋を過ごせることを願って今日も応援します、、、!!
お読みいただきありがとうございました
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