昇格組が躍動!
こんにちは、akiです。
がんばれ楽天イーグルス!のコーナーでは1週間の楽天イーグルスの戦績を振り返ります。
今回は、9月1日から9月6日にかけて行われた6連戦を取り上げます。この6連戦ではまず札幌でファイターズと3試合、その後仙台にバファローズを迎えて3試合を戦いました。
超久しぶりのカード勝ち越し!
結果は6試合で3勝3敗でした。札幌で負け越したときにはついに優勝戦線から完全離脱かと思われましたが、バファローズから2勝をもぎ取り何とか1週間の勝敗をタイに持ち込みました。
データを見ると、6試合平均で6安打以上とヒットは出ていますが、札幌では3試合でわずか6得点に抑えられました。さらに、一つのイニングで大量失点する試合も目立ち、6試合の平均失点は6点以上でした。エラーも合計で5つ出るなど、ディフェンス面での課題はまだまだ克服されているとは言えません。
一方で、苦しいチーム状況にあって二軍から昇格してきた選手たちが次々と活躍しています。少なくとも一つ言えることは、昇格組の活躍がなければ一週間を五分で終えることは非常に難しかったということです。田中和基選手、岡島豪郎選手、そして投手では青山浩二投手の活躍もありました。
さらには、ルーキーの黒川史陽選手の初打点となる犠牲フライにタイムリーと、鮮烈な印象を残しました。おそらくこれからもチャンスで多く回ってくると思うので、そこで結果を残せるかを注目したいです。
やはり相手にリードされているイニングが長すぎる
私が独自に設定している指標も見て行きましょう。まず、とてもよかったことは、勝ち越した対バファローズ3連戦は、FIRの値がとても良くなっていることです(表の赤い部分です)。初回か2回までに1得点目を挙げられていたことがカード勝ち越しに繋がったのだと思います。欲を言えば3連勝したかったですが。
(※独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください)
一方で、BIsの6試合平均は2以下、FIGの6試合平均は8以上です(表の濃い青の部分)。つまり、2回までには毎試合失点しており、試合の半分近くは相手にリードされていたことを表します。これではなかなか勝ち続けるのは難しいです。イーグルスの先発投手陣の不安定さが如実に出ている数字となっています。
今週は首位ソフトバンクを迎え撃ちます。ここで負け越すと優勝争いがかなり厳しくなります。データを見る限り初回と2回でどのような攻撃・守備ができるかにかかっているように見えます。強敵ではありますが、しっかりと先制パンチをして欲しいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
※データはYahooが提供するアプリ「スポナビ 野球速報アプリ」にて提供される情報を基にしています。ダウンロードはこちらから。