初めて海外から選挙に投票、、、!
こんにちは、akiです。
オーストラリアでの留学も全期間の半分が終わりつつあります。そんな中、今日は参議院選挙の投票に行ってきました。日本での投票日は7月21日(日)です。期日前投票も行われているはずですので、ぜひこの記事のお読みの方、あなたの権利を無駄にすることなくまずは投票に行くことをお勧めします(投票先はどこでもいいので)。
また、この記事をを読みいただくともしかしたらいつも何気なく感じている権利のすごさがわかっていただけるかもしれません。
国内より早めの投票
日本国外で選挙に投票する際には、最寄りの在外公館に出向くかそのような施設が近場にない場合には郵送での投票になります。投票用紙を日本に向けて送付する時間が必要なため、日本国内の投票日よりも早く締め切られます。
また、国外で投票するためには日本から出国する前に地元の市区町村に転出届を出す必要があります。また、国外から選挙を行うための証明書の発行には数か月かかり、私の場合も1月の出国直前に手続きを日本で行って証明書が届いたのは4月過ぎだったと記憶しています。
※もっとも正しい情報はは総務省のこちらのHPをご覧ください。
ここまで苦労してやっと手にした一票
日本にいるときには「いってもいかなくてもいいよね」という思いもありつつ、「法学部生なんだし、政治のことも勉強しているのだからここで生かさないでどうする」という思いもあって100%気が進んでいたわけではない選挙の投票。
しかし、国外に転居するにあたってこの一票を投じるためにたくさんの手続きと時間が必要になることを体験して(帰国した後は取り消しの手続きも必要。それを忘れると今度は日本国内で投票できなくなる)、改めてこの一票はかけがえのない権利なんだと実感しました。
※権利取得までの流れは以前に記事にしたのですが誤って削除してしまいました。帰国後に取り消しの方法と合わせて記事を書きます。
同じことを散々法学部の授業で学んだはずなのですが、頭で理解するだけではわからなかったその重みを実感することができました。これは本当に良い体験になりました。
日本で投票するようにはいかない部分も
ここまで苦労して取った権利なのですから行使しない訳にはいかず、こちらでの勉強の合間を縫ってインターネット経由で情報をできる限り入手しました。ただやはりインターネットだけだと入ってくる情報に限りがありますし、何より同じ政党のことばかり検索しているとその政党の情報しか出てこなくなるので、どこまで効果的に情報を集められたかはわかりません。以前に書いた記事(『SNS時代の選挙の勝ち方』)でこの点については指摘しました。
また、日本国内に住んでおらず、基本的に日本人と会うことはない生活をしているため、日本で今なにが起こっているのかということがイマイチつかみ切れていないままの投票になってしまった感じがあります。限られた中で決めなければいけないという難しさはあるように思います。
投票しているのは私一人ではなかった
先述の通り投票権を得る手続きはとにかく面倒なので、正直に言って国外から投票する人はあまりいないのではないかと思っていたのですが、いざ行ってみると私以外にも子どもを連れた母親らしき女性と、シドニーに勤務しているサラリーマンらしき男性もいました。
職員の人もあまり慌てた感じではなかったので、複数人同時に来るというのは当たり前にあることなのかもしれません。
(これ以上詳細に描写することはあまりよくないと思うので控えます)
私が投じた一票はどういった結果を生むのでしょうか、、、今からそわそわして結果を待つことにします。とにかく、日本国内にお住いの皆さん、投票に行ってくださいね!大事な権利ですよー!
お読みいただきありがとうございました。
国外からの投票(在外投票)の詳細は総務省のこちらのHPをご覧ください。