オーストラリアの首都・キャンベラ旅行記【1】
こんにちは、akiです。いま日本ではお盆の夏休みというところだと思います。一方こちらオーストラリアは冬休みに入り、私はこの休暇を利用してオーストラリアの首都、キャンベラを訪れました。
※台風が接近しているようです。ぜひお気を付けください。
キャンベラとは?
キャンベラはオーストラリアの首都であり、この国の2大都市であるシドニーとメルボルンのどちらに首都を置くかが決まらなかったため、その2都市のちょうど間にありそれまで人が住んでいなかったキャンベラに新しい首都を作ったという有名な話があります。
そのため、完全な人工都市、計画都市です。ほとんどの道がまっすぐ伸びて直角に交差しています。また規模は先ほど挙げた2大都市よりは小さく、人口は39万5千人です。シドニーの人口は400万人を超えていますから、10分の1以下の規模ということになります。
鉄道な駅がシティから遠い、、、
オーストラリアの主な移動手段としては飛行機が一般的だと思うのですが、今回シドニーからキャンベラへは列車で移動しました。地図で見た限りはかなり中心部に近いのではと思っていたのですが、着いて見ると駅は何と住宅地の真ん中。
広い道路を歩いてまずは、日本で言うところのSuicaである「My way card」を購入。しかし、せっかくなので最初の目的地・国会議事堂まで歩こうと思ったのですが、これに苦戦しました。
目的地到着??
議会を取り囲むように環状の道がある(この写真の「State Circle」)ので、この森の中に議会があるはずなのですが、一体どこ?
ということでやみくもにこの森を分け入っていったのですが、誤って職員の方々が使うような出入り口に入ってしまいました。明らかに間違っているのはわかっていたので、その出入り口にいたセキュリティーガードの方に道順を聞き、なんとか事なきを得ました。
国会議事堂でこんな怪しい動きをしている外国人がいたら絶対まずい(最悪通報されるのでは)と思ったのですが、優しく対応してくださり本当に有難かったです。そしてセキュリティーガードの方に教えてもらってたどり着くと、巨大な要塞が姿を現します。
日本の国会議事堂とは違って高さは感じませんが、とても広いなと感じました。
いざ、中へ!―展示が素晴らしい
空港で受けるような荷物検査を受け建物の中へ。さすがに国会ですからチェックは厳重ですね。中は建物を少し見学できるだけかと思っていたのですが、展示もありました。
特に面白いと思ったのが、実際に議会で使われた資料や法案、予算案が展示されているものです。法案は模写版かもしれませんが、資料は完全に実際のものです。これは「実際に政治で何が行われているか」を知るのに最もふさわしい展示だと思います。
このほかにもオーストラリアの政治制度について詳しく解説したパネルもありました。いまは国会は閉会中でしたが議場も自由に見学でき、建物内も想像より多くの場所を自由に見学することができました。
建物の中では私のような一般の観光客もいましたが、先生に連れられて日本でいうところの「社会科見学」に来ている小学生がたくさんいました。ここまで充実した展示と広い見学範囲は社会科見学にももってこいです。あとはキャンベラ自体があまり混雑していないので引率しやすいというはあると思います。
国会の先に見えるものは、、、
これは国会議事堂の2階から見える景色です。メインエントランスから一本道が伸びています。(写真が見えずらくて申し訳ないのですが)この道の先にあるのは、議会と並んでこの国にとってあるいは世界にとって重要な施設です。
その施設については、こちらの記事で触れています。ぜひ読んでいただきたいと思います。
キャンベラのシティを楽しむ
冒頭に紹介したKingston がとても静かな町である理由は、シティから離れたエリアだからです。キャンベラのシティは国会からさらにバスで10分ほどの北側にあます。バスは15分に1本ほどの頻度で運行されています。南側には国会と公官庁、北側にはシティのショッピングモールや博物館、図書館、国内トップのオーストラリア国立大学(ANU)があります。南北でうまく分けられているのです。
こちらはとても活気があり、ショッピングセンターも平日の昼間ながら多くの人で賑わっていました。
ここでふらっと入った博物館でとても面白い展示を見たのでそれはまた別の記事として書きます。
夕方、ホテルに行く直前にほぼ同じ場所で写真を撮りましたが、とても素晴らしい眺めだったので最後に紹介します。コンパクトでシドニーと比べて刺激には欠けるかもしれませんが、またもう一つ素晴らしい街を知ることができました。
お読みいただきありがとうございました。