「先行逃げ切り」で単独首位キープ中!!
こんにちは、akiです。楽天イーグルスはいまパシフィックリーグの首位をひた走っています。好調のイーグルスががっちりと首位をキープしたペナント第2・3週目の戦いをデータで見てみます。
いつも通り、最初に全体のデータを見た後、独自指標のみを見ることにします。そして、今回は2週間分を一気に発表しますので、2週目と3週目を比較する今までとは違った形でデータを見ていきたいと思います。
※ 独自指標についての詳しい解説はこちらをご覧ください。
全てのデータを見てみよう
第2・3週とも5試合ずつ、また最初の2試合はともに埼玉西武ライオンズとの一戦でした。
第2週は、週末にソフトバンクとの「首位攻防戦」があり、イーグルスはそこで負け越しました。特に、破れた2試合はヒットが2本、3本と打線が全く打てず、FIG-FIRも2試合ともマイナスとなっており、厳しい戦いを強いられました。
一方で、第3週はオリックスを仙台に迎えた初戦で敗れはしたもの、それ以外の試合をすべて勝ち切りました。ヒット数、得点、失点のどのデータをとっても2週目より改善しています。これが盤石な勝利で首位をがっちりキープできた要因だと分析できます。
独自データはどうか?
独自データを見ても、第2週から第3週への改善がよくわかります。3週目はLIsが伸び、BIsが大幅に減少しています。また、FIRの数字が2以上減少しており、これは2週目より平均して2イニング早くその試合の最初の得点が入ったことを示しています。
幸先よく先制し、そしてそのリードを自慢の中継ぎ投手を惜しみなくつぎ込んで守り切るという「勝ちの形」がデータからも裏付けられます。中継ぎはとにかく安定していますので、やはり早く点を取ってリードすることが今年の楽天の勝利への近道です。
素晴らしい試合運びを1週間通して行ったことにより、1週間平均の「FIG-FIR」の項目が開幕から初めてプラスになりました。ここまで盤石な勝ち方ができれば、他のチームを寄せ付けることはないでしょう。
やっぱり先制点!!
今年のオープン戦をデータで分析した記事を書いたとき、「先行逃げ切り」が今年の楽天の形だと書きました。ペナント開幕以降、中盤で逆転する試合も多かったので、「やはりオープン戦はあてにならないか、、」と思っていたのですが、3週目の盤石な勝ち方を見る限り、「先行逃げ切り」はやはり今年の楽天の一つの理想形であるようです。
この記事を書いている日の前日は、札幌で行われた日本ハム戦で15失点で大敗しました。悪い流れになりかけていますが、気を取り直してしっかり、先制攻撃をしてがっちりリードを守る盤石な勝ち方をまたここから見せて欲しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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※データはYahooが提供するアプリ「スポナビ 野球速報アプリ」にて提供される情報を基にしています。ダウンロードはこちらから。