「Heaven」からAviciiがクリス・マーティン呼んでいる

クリス・マーティンとのコラボだから起きる化学反応

こんにちは、akiです。

今日の一曲はこちら↓

「Heaven」by アヴィーチー

ついに、、、待望のアルバムがリリース!!!

伝説の音楽プロデューサー、アヴィーチーの死から1年と少しが経ちました。彼の死をなかったことにすることはできませんが、ついに今日6月7日、彼の遺作をまとめたアルバム「TIM」がリリースされました。

その中でもとくに注目度が高かったのが、コールドプレイのクリス・マーティンとコラボしたこの「Heaven」という曲です。アヴィーチーはコールドプレイが2014年に発表したアルバム「Ghost Stories」のプロデュースを行ったことでも知られており、このアルバムからコールドプレイ史上BEST5には入るであろう「A Sky Full Of Stars」という名曲が生まれました。

A Sky Full Of Stars ミュージックビデオ

「Heaven」というタイトル

そしてもう一つこの曲で絶対に気になるのが「Heaven」というタイトルです。なぜなら本当にアヴィーチーはいま冥土にいるからです。歌詞の中でも「Die」という言葉が何度も出てきます。以前取り上げた「SOS」そして「Tough Love」という曲もそうですが、今回のアルバムは背筋が少し冷たくなるような曲が多いように感じます。生きることの厳しさがはっきりと織り込まれています。

それだけ、様々な葛藤を押し殺して私たちに素晴らしい音楽を届けてくれていたということなのでしょう。この生々しさには何度聴いても圧倒されます。

サウンド面で見ても、開始直後にいきなり「シャラララ~」という明らかに冥土を連想させる音が入っていますし、生前の作品のように底抜けに明るいというよりも落ち着きや少々の暗ささえ感じさせます

そして「It’s such a night, such a beautiful night」以降の部分は天空とのつながりを感じさせるスピリチュアルな雰囲気もあります。アヴィーチーの有名曲である「Wake Me Up」や「The Night」「Wating For Love」「Levels」といった曲にも盛り上がる部分はありますが、どちらかというと「若者がはっちゃける」という感じだと思います。こういったマイナスが混じっていない雰囲気とは打って変わってこの曲には随所にシリアスな響きがあります。

クリス・マーティンだからこそ、アヴィーチーにこの曲をささげられる

ここからは違った角度からこの作品をみてみます。冒頭で書いた通りコールドプレイの「Ghost Stories」というアルバムをアヴィーチーはプロデュースしているのですが、このアルバムはコールドプレイの転換点となったアルバムです。

あまりこういった話はしたくありませんが、このアルバムの作成時期にボーカルであるクリス・マーティンの結婚・離婚があり、バンドは一度活動のペースを緩めざるを得ませんでした。その中でできあがったこの「Ghost Stories」というアルバムは、幸せから一瞬にして絶望に突き落とされたクリス・マーティンの心情を吐露したアルバムになっています。

アルバムの中には明らかに別れた元妻への思いを歌っていると分かる箇所が多くあり、中でもミュージックビデオまで作成された「True Love」という曲はタイトルからクリス個人の思いが前面に出た曲になっています。そのため「Ghost Stories」はコールドプレイの出したアルバムの中でも最もパーソナルかつダークな面が強いものになっています。

True Love ミュージックビデオ

この「Ghost Stories」のコンセプトが今回の「TIM」というアルバムに非常に似ているように感じます。さらに、この「Heaven」という曲はアルバムの2曲目に収録されており、このあとからアロー・ブラック、イマジン・ドラゴンズ、そしてアヴィーチーと親交の厚いDJ達の渾身のコラボが続きます。「Heaven」という曲はいわばその「幕開け」的な立ち位置なのです。

間違いなく、今回収録された曲の中で特別な意味合いのある曲として位置づけられているのだろうと思います。コールドプレイという世界的バンドの窮地でともに音楽を作ったからこそ、アヴィーチーがいなくなってしまった悲しみを癒すのにはクリス・マーティンの曲が先頭に立ったのではないかと思います。

特に、
「 Yeah, you come to raise me up When I’m beaten and broken up 」
という1番の歌詞はクリスからアヴィーチーに向けての個人的な感謝が表されているのではないかとも思います。
クリス個人としてもアヴィーチーへの思い入れは強いのではないでかということを感じさせる一曲です。

最後は邪推のような形になってしまいましたが、クリス・マーティンの素晴らしい歌声とアヴィーチーの作るメロディにはただただ圧倒されます。必聴の一曲です。

お読みいただきありがとうございました。

歌詞はGenius Lyrics を参照しました。

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