最後の最後でシーズンの課題を克服!CSへ、燃えよ荒鷲!!
こんにちは、akiです。
全国のイーグルスファンの皆さん、、、
ついに、、、
ついに楽しい秋がやってきます!
楽天イーグルスは明日10月5日より、クライマックス・シリーズ1stステージを福岡ソフトバンクホークスとヤフオク!ドームにて行います!!
アツい戦い、そしてプレーオフを勝ち上がり再び仙台で試合が行われることを期待せずにはいられません!
と、その前に、CS進出を決めたシーズン最後の戦いを振り返りましょう。最後に、CS突破に何が必要なのかも検証します。
最後の最後で理想の戦いができた!
CS進出を決めるまでの1週間は7連戦でした。最終的に4位で惜しくもCS進出を逃したマリーンズとつかず離れずの戦いが最後まで続きました。その中で、唯一の対ロッテ直接対決を則本昂大投手の完璧なピッチングで勝ち切り、7連戦を5勝2敗と大きく勝ち越して終えることができました。
最終戦にも勝ち、最後の8試合は6勝2敗という、シーズン全体を通して考えれば驚異的な勝ち越しで締めくくりました。また、ただ勝っただけではなく、何度も走塁で魅せたオコエ、CSを決めるホームランを放ったウィーラーといった2軍から戻って来た選手たちが躍動し、ここから先の戦いにもつながる素晴らしい締めくくりとなりました。
先制して、リードする形がやっとできた
私がこの連載で1年間を通して主張してきたことが、「先制してリードしたまま勝ち切る」ことができるかどうかが非常に大事だということです。「逆転イーグルス」は毎回発動するわけではありませんし、またこの後お見せするシーズン全体のデータで見ても、先制できているときの方がイーグルスの戦績は良いです。
その意味で、最後の最後にイーグルスはこの形ができたということが、CSに進出できた大きなカギだと思っています。
それを表すのが直前の表2にある、「FIG-FIR」の項目です。「LIs」の項目です。これは私が独自に消えている指標です。(※指標の詳しい解説はこちら)
「FIG-FIR」の項目は、イーグルスが相手よりどれだけ早く先に点を取ったか(マイナスのときは先に点を取られた)を表します。これが8試合の平均で約1.16と、過去最高レベルまで改善しました。これは、平均してイーグルスが相手より1イニング以上早く点を取ったことを意味します。
そして、「LIs」は1試合の9回×表裏=18イニングの中でイーグルスが相手をリードしていた回がいくつあったかをあらわします。これも平均して8.5と1試合の半分はリードした状態で進められていることがわかります。
これならがっちりと主導権を握って試合を進められますし、一時的にビハインドになったとしても余裕をもって反撃(=「逆転イーグルス」発動)できます。また、こういった戦いがこれからCSで対戦するソフトバンク、埼玉西武に対してできたということも非常に大きいです。
シーズン全体を振り返っても今のイーグルスは良い状態
こちらの表3は、イーグルスの全試合の成績を、10試合ごとに私の独自指標に限ってまとめたものです。青・水色はワースト2を、赤・黄色はベスト2を表します。
こうしてみると、青い部分そして黄色や赤のが固まっていて、すべてのデータが関係していることがよくわかります。
特に、さきほど取り上げた「FIG-FIR」の項目は、51-60試合目を最後に、ずっとマイナスになっていました。苦しいイーグルスのチーム状況をよく表しています。
一方で、130試合目以降は再びプラスに転じていて、これが最後の大きな勝ち越しにも結び付いたのではないかと言えます。(結局シーズン全体ではマイナス。来年はここをプラスにしたい!)
CS突破のカギもシーズンと変わらず「先制点!!!」
最後に、私がイーグルスCS突破のために大事だと思うことを書いてこの記事を終わりにします。
それは(もう明らかですが)「先制点」です。ましてや短期決戦ではその重要性がさらに増します。ソフトバンクとイーグルスの投手陣を考慮すると乱打戦は考えずらいため、1点を争う戦いになるのではと思います。
厳しい戦いですが、いまのイーグルスにならできます。素晴らしい戦いを期待しましょう!!
お読みいただきありがとうございました。
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